NTTドコモは11月29日、中小・中堅企業向けにDXサービス導入を支援する「ビジネスdXストア」を開設し、12月1日にサービスを開始すると発表した。ドコモが提供する「ビジネスdアカウント」を利用し、導入からアフターフォローまでワンストップで完結する手軽さを強調する。
ターゲットはこれからDXに取り組もうとしている中堅・中小企業。オンライン商談サービス「dXオンライン営業」や福利厚生サービス「dX福利厚生」などの6サービスを取りそろえる。各テーマごとに厳選したラインアップで比較検討の手間も省けるほか、市場価格より1割ほど安価な価格設定とした。いずれのサービスも、ドコモショップで無料で発行する「ビジネスdアカウント」のID、パスワードで一元管理できる。
12月1日から提供するサービスは、アイドマ・ホールディングスと提携したオンラインミーティングサービス「dXオンライン営業」、RSUPPORTと提携したオフィスPCにリモートアクセスできるサービス「dXリモートデスクトップ」、jinjerと提携した人事勤怠管理サービス「dX勤怠・労務管理」、リロクラブと提携した福利厚生サービス「dX福利厚生」、ライトアップと提携した助成金申請支援サービス「dx助成金申請支援サービス」の5つ。また、ドコモの法人向け会員プログラム「ドコモビジネスメンバーズ」向けに7月から提供している「NewsPicks +d」もあわせて利用できる。
各サービスの料金(いずれも税込)は、「dXオンライン営業」が年額11万8800円(10ID)、「dXリモートデスクトップ」が年額1万1880円(1ID)、「dX勤怠・労務管理」が基本プラン1万9800円、ライトプラン1万4520円(1IDあたり、いずれも年額)、「dX福利厚生」が年額3960円(1ID)、「dX助成金申請」が申請準備プランが3300円、申請実行オプションが2万9700円(いずれも月額、申請準備プランは初月無料)、「NewsPicks +d」が月額1397円(初月無料)。
また、2022年3月末までに、「dX電子契約」「dX商談・名刺管理」「dX電子請求書発行」「dXホームページ」「まるごとビジネスサポート」の全5サービスも追加予定だ。
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