Meta傘下のInstagramが展開するスタンドアロンのメッセージアプリ「Threads」がサービスを終了する。「iOS」版と「Andoriod」版のThreadsアプリは、12月末までにサポートが終了するという。Instagramは米国時間11月17日、TechCrunchの取材に応じ、終了の理由として、Threadsの人気機能がInstagramでも使えるようになったことと、メッセージに関する取り組みを複数のアプリに分散させない方が良いと考えたことを挙げた。
TechCrunchの報道によると、Threadsのユーザーには、23日からアプリ内でサービス終了の通知が表示され始めるという。
2019年にリリースされたThreadsは、当初は「Snapchat」風の「カメラ重視のメッセージアプリ」として登場。Instagramで「親しい友達」として登録した人々限定で交流できるツールとされていた。しかし2020年、InstagramはThreadsを大幅にアップデートし、「親しい友達」リストの友達だけでなく、誰にでもメッセージを送れるようにした。
Threadsの機能はInstagramアプリに移植される予定だ。Instagramは今後数カ月以内にアップデートについて明らかにするとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」