ソニー・インタラクティブエンタテインメントは11月10日、PlayStation 5(PS5)向けTVアプリケーション「torne(トルネ)」を、11月24日に配信すると発表した。ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」(ナスネ)と組み合わせて利用することにより、テレビ番組を録画・視聴できる。SIEが2019年まで発売したnasne、バッファローから発売しているnasneのいずれにも対応する。
torneはこれまで、PlayStation 4向けTVアプリケーション「torne PS4」、スマートフォン・タブレット用アプリケーション「torne mobile」などでのコンセプトはそのままに、PS5向けのtorneは、nasneと組み合わせて活用することにより、PS5ならではの機能で、より快適な視聴ができるとうたう。番組表表示のズームアウト機能は、従来からさらに1段階追加。さらに、早送り、早戻し時の表示フレーム数も増加し、録画した番組中の目的のシーンを簡単に見つけることができるようになるという。
PS5向けのtorneアプリ自体は無料。視聴再生機能に関しては「torne mobile」と同様に有料で提供する。また、番組を視聴再生する際の音質をより豊かにする追加コンテンツ「オトイイネ」、黒を基調としたデザインテーマ「トルネ・ブラック」もアプリ内から購入できる。
PS5向けのtorne公開に合わせて、バッファローから発売中のnasneにおいて、録画したテレビ番組を、別のnasneにダビングする機能「お引越しダビング」が、11月24日に無料アップデートとして公開予定。本機能は、同一ネットワークに接続したnasne同士で、録画番組データのダビングを「nasne HOME」画面で選択することで実行できる機能。本体に録画した番組のほか、外付けハードディスクに録画したテレビ番組にも対応する。また、バッファロー製のnasneのみならず、SIE製のnasneからも、録画番組をダビングすることが可能としている。
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