Amazonの米国の倉庫作業員は間もなく、ワクチン接種が完了していれば、マスクを外せるようになりそうだ。CNBCが報じたように、同社は米国時間11月2日、倉庫のある州や地元の法律でマスク着用が義務付けられている場合を除き、マスクの着用義務を解除するという。
Amazonの広報担当者は声明の中で、「当社の一時的な新型コロナウイルス感染症の安全対策全てを引き続き評価していく」とし、「従業員の健康と安全を優先するため、公共の保健機関のガイダンスおよび当社の医療専門家とともに調整している」と述べた。
Microsoft、Facebook、Googleといった他のテクノロジー大手とは異なり、Amazonは米国の現場で働く従業員のワクチン接種を義務化することを避けていた。Amazonは、拡大するEコマースフルフィルメントの現場のネットワークを運営する十分なスタッフを確保する競争にさらされている。同社は、新入社員に入社時のサインボーナスを提供しているほか、初任給も高額となっている。
接種率を向上させるため、同社はワクチンを受けた従業員に現金や車が賞品のくじを提供していると報じられている。また同社は、米国で時間給の従業員がワクチン接種のために現場を離れなければならない場合、1回につき40ドル(約4600円)を支払うなどしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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