Teslaが選ばれし「1兆ドル(約114兆円)クラブ」への仲間入りを果たした。この自動車メーカーがElon Musk氏らによって共同設立されてからまだ20年も経過していない。米国時間10月25日、レンタカー大手のHertzがTesla車10万台の購入を計画しているというニュースを受けてTeslaの株価は急騰し、1株あたり1000ドル(約10万4000円)を超えた。投資家がこのニュースに好意的なのは明らかだ。
本稿執筆時点では、Tesla株は1株あたり1022ドル(約11万6000円)で取引されており、これは前日比で112ドル(約1万2700円)以上高く、つまり約12%以上の上昇だ。この株価急騰でTeslaはAmazonやAppleなどごく少数の巨大企業と並んで時価総額1兆ドル超となり、歴史に名を刻んだ。
Hertzは25日、2022年末までに10万台のTesla車を注文すると発表した。レンタカーの利用者は11月からTesla車を選べるようになり、レンタル中はTeslaの「スーパーチャージャー」ネットワークを利用できる。
これはTeslaとっては大きな取引だ。2021年第3四半期の納入台数は24万1300台だったことから、Hertzとの取引は1カ月分の生産台数を超えている。Bloombergは今回のHertzとの案件はTeslaにとって42億ドル(約4780億円)の価値があると報じた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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