Microsoftの共同創業者であるBill Gates氏が2008年、同社の幹部から、女性従業員に「不適切な」電子メールを送るのをやめるよう注意を受けていた。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間10月18日に伝えた。またMicrosoftはWSJの報道を受けて、記事の内容が事実であることを認めた。
WSJは以前、Gates氏が2020年にMicrosoftの取締役会を退いた理由について、今回の件より後に生じた同氏とある従業員との関係について、同社が調査していたためと報じていた。Bill Gates氏とMelinda Gates氏は5月に、27年間の結婚生活に終止符を打つことを発表していた。
WSJによると、2008年に法務顧問だったBrad Smith氏(現Microsoftプレジデント)と人事責任者だったLisa Brummel氏(その後引退)は、Gates氏と女性従業員の間で交わされた2007年の電子メールのやり取りについて、Gates氏と話した。その際、Gates氏はその従業員と仕事以外で付き合っていることをほのめかしていたという。
Microsoftの広報担当者はWSJに対し、電子メールの内容について「過度に性的」ではなかったが、不適切とみなされるものだったと述べた。Gates氏は、そうしたメールの送信をやめることに同意し、相手の従業員が苦情を訴えることはなかったという。
一方、Gates氏の広報担当者は、米CNET宛ての声明でWSJの記事にある主張を否定。「直接的な知識がなく、場合によっては深刻な利害の対立がある人物を情報源とする、誤った使い古されたうわさ」だとして一蹴した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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