VAIOの設立から7年、個人向けPCを再強化へ--主力モバイルPC「VAIO SX12/SX14」

坂本純子 (編集部)2021年10月14日 10時45分
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 VAIOは10月13日、新たに12.5型モバイルPC「VAIO SX12/VAIO Pro PJ」と14.0型ワイドの大画面モバイルPC「VAIO SX14/VAIO Pro PK」を発表した。

14.0型ワイドの大画面モバイルPC「VAIO SX14/VAIO Pro PK」(左)と12.5型モバイルPC「VAIO SX12/VAIO Pro PJ」(右)
14.0型ワイドの大画面モバイルPC「VAIO SX14/VAIO Pro PK」(左)と12.5型モバイルPC「VAIO SX12/VAIO Pro PJ」(右)

フラッグシップVAIO Zの要素をメインストリームPCへ

 VAIOは、2月に連続約34時間駆動を実現しながら、重さ958gと軽量なフラッグシップモデル「VAIO Z/VAIO Pro Z」を発表した。また、10月にエントリーモデルとして約8万円の15.6型ノートPC「VAIO FL15」を発売している。

 新製品のポジショニングは、その中間となるメインストリームモデルに位置づけられる。

VAIOのラインアップ
VAIOのラインアップ
今回発表された新製品は「メインストリーム」に位置づけられる
今回発表された新製品は「メインストリーム」に位置づけられる

 VAIO 取締役 執行役員でテクノロジーセンター センター長の林薫氏は、「(VAIO Zは)フラッグシップは最高なものを求めるお客様への提案であると同時に、ラインアップ製品全体の先行開発を担うという役割がある。フラッグシップという製品を通してR&Dを行う。特にVAIOが追い求めている感性的な要素開発は、ユーザーに共感されてこそ。われわれの強みは、VAIO Zユーザーを中心に、非常に目の肥えたプロフェッショナルなお客様がいること。こうして鍛え抜かれた要素の中から普遍的な価値を摘み取り、メインストリームやエントリーの製品にシャワーのように継承していくことで、一本の筋が通りながらもより多くのお客様に応えていくラインアップ戦略」と説明した。

VAIO 取締役 執行役員でテクノロジーセンター センター長の林薫氏(左)とVAIO 代表取締役社長の山野正樹氏(右)
VAIO 取締役 執行役員でテクノロジーセンター センター長の林薫氏(左)とVAIO 代表取締役社長の山野正樹氏(右)

 VAIO SX12/VAIO Pro PJとVAIO SX14/VAIO Pro PKは、VAIO Zで培った機能とデザインを継承し、サイズと重量はほぼ同じながらも連続約30時間のスタミナバッテリーを特長とする。

主な特長
主な特長

 また、オンライン会議のクオリティを高める機能として、内蔵マイク機構を見直し、性能を強化。救急車やサイレンの音など、環境ノイズと声を識別してノイズを除去し、クリーンな音声を届ける「AI ノイズキャンセリング機能」を搭載する。さらに、タッチパネルディスプレイ(VAIO SX14 のみ選択可)など機能と性能を向上させた。

救急車やサイレンの音など、環境ノイズと声を識別してノイズを除去し、クリーンな音声を届ける「AI ノイズキャンセリング機能」を搭載
救急車やサイレンの音など、環境ノイズと声を識別してノイズを除去し、クリーンな音声を届ける「AI ノイズキャンセリング機能」を搭載

 いずれもWindows 11を搭載。CPUとGPUを大幅に性能強化した第11世代インテル Coreプロセッサーを搭載。Thunderbolt 4接続対応のUSB Type-C端子、HDMI、RJ45ポートなど豊富なインターフェースを兼ね備える。

 また、米国防総省制定MIL規格を上回る、127cm落下試験もクリアした堅牢性を備える。軽薄・堅牢を追求するモバイルPCにおいて、マグネシウム/マグネシウムリチウム素材による進化は限界が近づいているという。そうした中で、VAIOは炭素繊維の活用を他社に先んじて進め、従来の2次元平面使用から3次元、立体成型によりカーボンファイバーの素材特性を引き出し、軽量と剛性とデザイン性の両立するボディを実現した。

立体成型によりカーボンファイバーの素材特性を引き出し、軽量と剛性とデザイン性の両立した
立体成型によりカーボンファイバーの素材特性を引き出し、軽量と剛性とデザイン性の両立した
1997年のバイオノート505で、マグネシウム合金をボディを全面に採用。モバイルの素材革新に力を入れてきた
1997年のバイオノート505で、マグネシウム合金をボディを全面に採用。モバイルの素材革新に力を入れてきた
さまざまな品質試験で鍛え上げてきた
さまざまな品質試験で鍛え上げてきた

 さらに、VAIO Zで新開発したキーボードユニットを継承。キーストロークを約1.2mmから約1.5mmに深くし、ストロークの安定性と作動力を見直した。キーボード配列は、かな文字なしが復活。日本語配列、英語配列、かな文字あり/なし、特別モデルでは隠し刻印まで選択可能だ。

 VAIO SX12/VAIO Pro PJは、先代モデルと同様に約887g~、サイズは約幅287.8mm×高さ15.0~17.9mm×奥行205mm。カラーは、ファインブラック、ファインホワイト、アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ローズゴールドの5色がラインアップする。

重さとサイズは従来とほぼ同じ
重さとサイズは従来とほぼ同じ

 VAIO SX14/VAIO Pro PKも同様に、先代モデルと同様に約999g~、サイズは約幅320.4mm×高さ13.3~17.9mm×奥行222.9mmでほぼ変わらないながらも、最大約30時間の駆動時間を実現した。カラーは、ファインブラック、ファインホワイト、アーバンブロンズ、ブライトシルバーの4色がラインアップする。

 いずれもオールブラックに染めた「ALL BLACK EDITION」をラインアップするほか、設立7周年を記念し、数量限定の勝色特別仕様モデルをVAIO SX12、VAIO SX14、VAIO Zにおいて同時に販売する。

オールブラックに染めた「ALL BLACK EDITION」もラインアップ
オールブラックに染めた「ALL BLACK EDITION」もラインアップ

 VAIO SX12の想定価格は、個人向けカスタマイズモデル(ソニーマーケティング取扱)が13万3100円(税込)から、個人向け標準仕様モデル(全国で取扱)が17万9800円(税込)から。個人向けカスタマイズモデル(VAIO取扱)が最小構成価格13万9700円(税込)から。

 このほか、「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」はソニーマーケティング取扱が24万2000円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が24万8600円(税込)から。

 「VAIO SX12 | 勝色特別仕様」はソニーマーケティング取扱が24万7500円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が25万4100円(税込)から。

 法人向けとなるVAIO Pro PJの想定価格はソニーマーケティング取扱が13万6000円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が14万4910円(税込)から。

持ち運びを考慮し、小型のType-C ACアダプターに
持ち運びを考慮し、小型のType-C ACアダプターに

 VAIO SX14の想定価格は、個人向けカスタマイズモデル(ソニーマーケティング取扱)が13万3100円(税込)から、個人向け標準仕様モデル(全国で取扱)が19万9800円(税込)から。個人向けカスタマイズモデル(VAIO取扱)が最小構成価格13万9700円(税込)から。

 このほか、「VAIO SX14 | ALL BLACK EDITION」はソニーマーケティング取扱が24万2000円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が24万8600円(税込)から。

 「VAIO SX14 | 勝色特別仕様」はソニーマーケティング取扱が24万7500円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が25万4100円(税込)から。

 法人向けとなるVAIO Pro PKの想定価格はソニーマーケティング取扱が13万6000円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が14万4910円(税込)から。

 「VAIO Z | 勝色特別仕様」はソニーマーケティング取扱が34万3200円(税込)から、VAIOストア最小構成価格が35万5080円(税込)から。

VAIO Zの勝色モデル
VAIO Zの勝色モデル

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