VAIOは、2014年にソニーから独立して、7月に満7年を迎えた。7月にVAIO 代表取締役社長に就任した山野正樹氏が登壇。「設立以来、法人向けPCに選択と集中をしてきたが、売り上げの約4分の3が法人ビジネスになるまで成長した。この7年は、個人向け製品が中心だったかつてのVAIOが、法人ビジネスで通用する製品・品質を追求し続けた歩みでもあった」とこれまでのVAIOを振り返った。
また、「就任してまず感じたのは、VAIO製品に対する技術にこだわりと、こだわりに共感する根強いサポート。ファンの声を聞きながら、新たなファン層も呼び起こしていかないといけないという思いを強くした。VAIOは高い製品だからとためらわれるかもしれない。非常に細かな気配りや快適さの工夫についてどうお届けするか。きちんとしたメッセージを届けることが大事」と語った。
今後について、「個人向けも再強化し、日本で発表するモデルは逐次海外でも展開する」と説明。グローバルに通用する製品づくりをし、VAIOの持続的成長につなげたいと説明し、海外展開にも意欲を見せた。
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