第一生命ホールディングス(第一生命)とディー・エヌ・エー(DeNA)は10月8日、6月に発表した健康的なダイエットをサポートするアプリ「カラダモ」の提供を9月29日から開始したと発表した。「iOS」「Android」どちらでも無料で利用できる。
カラダモは、ダイエットのモチベーションの継続、情報収集と選択の迷いなどを解決し、体に良い行動の継続と習慣化を促せるアプリ。DeNAの子会社のDeSCヘルスケアが運営する。
ユーザーが食事を登録すると、摂取カロリーと消費カロリーのバランス状況をゲージで可視化。食事量などを元にユーザーに合わせて運動を提案し、運動をするとゲージが消滅する仕組みだ。ダイエット行動を達成するとランクが上がり、キャラクターが褒めてくれるという。
DeNAがゲーム事業で培ったゲーミフィケーションや、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」などで蓄積した、ユーザーに継続利用してもらう仕組み(エンゲージメントサイエンス)を活用。健康的なダイエットを楽しく継続できる演出や仕組みを構築した。
具体的には、1日単位ではなく中長期でユーザーにカロリーバランスを意識させて心理的負荷の軽減を図ったり、1日の理想摂取カロリーを予測して、上振れや不足を早いタイミングで知らせたりできる。また、食事と運動を一つのサイクルとして連携させ、無理のないペースを保ちながら次の行動が明確にできるという。
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