アクシスは10月6日、同社が開発・提供するクラウド型電子薬歴「Medixs」において、地域連携薬局の認定を支援する「情報提供書 作成支援」機能を拡充したと発表した。
患者の重複投薬防止などにかかわる情報提供書の作成を支援する機能と、服薬期間中のフォローアップ内容を情報提供書へ転記する機能を追加。患者に提供する情報を充実させるとともに、作業の効率化を図る。
また、調剤薬局からの要望を反映し、複数店舗を運営する調剤薬局向けの機能も強化した。これにより、他店舗参照時における「処方のないイベント」の参照機能と、個別禁忌薬の転記機能が追加されている。
これまでの店舗機能として、グループの複数店舗で同一の患者(患者の氏名および、生年月日が一致した場合)が利用した際、他店舗の患者情報・薬歴情報が参照・反映できていたが、今回の強化でリアルタイムでの薬歴記載状況の確認が可能となった。
さらに、指導文マスタや疑義照会マスタの共有が可能になるなど、薬歴作成時の操作性と利便性が向上。薬歴作成をサポートする各種機能についても強化しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」