エイベックスは、グループでは初めてとなるアニメ制作とゲーム開発の完全内製化を実現し、マブラヴシリーズのテレビアニメとゲームの最新作を同時にグローバル展開する。
マブラヴシリーズは、2003年に登場したゲーム発のコンテンツIP。2021年10月6日深夜から放送・配信を開始したテレビアニメ「マブラヴ オルタネイティヴ」を皮切りに、2021年10月にPC向けバトルアクションゲーム「Project MIKHAIL」の早期アクセス版、年末にスマートフォン向けアクションRPG ゲーム「Project Immortal(仮)」のリリースなどを予定している。
同社では、2014年のエイベックス・ピクチャーズ設立以降、アニメ・ゲーム事業におけるグループ間シナジーの強化に取り組み、今回はエイベックス・ピクチャーズ、FLAGSHIP LINE、aNCHOR、fuzz といったエイベックス・グループ各社の総力を結集。アニメ制作とゲーム開発の完全内製化を実現したという。
aNCHORが原作を保有し、2006年のゲーム発売から15年ぶりにテレビアニメ化される「マブラヴ オルタネイティヴ」においては、企画をエイベックス・ピクチャーズ、FLAGSHIP LINE(グラフィニカとの合弁会社)が制作を担当。グラフィニカのデジタルアニメーション技術とアニメーションスタジオのゆめ太カンパニー(グラフィニカ子会社)の作画クオリティを最大限に活用して迫力のある映像を提供する。ゲーム「Project MIKHAIL」は、aNCHOR がパブリッシャー(企画・制作・販売)、fuzzが開発を担当。「Project Immortal(仮)」は、aNCHORがパブリッシャーと開発を担当する。
テレビアニメはフジテレビ「+Ultra」にて放送。製作委員会には米国発のアニメを中心とした映像配信プラットフォームであるクランチロールが参画し、200以上の国や地域に向けてアニメを同時配信を行う。グッズの商品化、ゲーム展開などでも連携し、全世界展開を行うとしている。
同社では、「Entertainment×Tech×Global」を戦略テーマに掲げ、新たな時代を勝ち抜く「強いコンテンツIPの創造」の推進に取り組むとし、今後もグローバル基準のコンテンツIPの開発・育成し、世界に届けることを目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果