M・ザッカーバーグ氏、Facebook批判に反論--「自社の利益優先」は「誤解」

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年10月07日 08時06分
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 Instagramが青少年に及ぼす影響についての調査結果に対するFacebookの対応を伝えた報道や、それを受けた米連邦議会の公聴会開催など、このところFacebookをめぐる騒動が続いているが、そうした中、同社の最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏が米国時間10月5日、一連のスキャンダルについて沈黙を破った。同氏は従業員に宛てた電子メールの中で、同社の姿を「誤って描いた」報道などに対して苦言を呈示した(このメールは、Zuckerberg氏自身のFacebookアカウントでも公開された)。

Mark Zuckerberg氏
提供:Getty Images

 「皆さんの多くが、最近の報道は読むに堪えないと感じているに違いないと思う。われわれが知っている企業を反映した内容ではないからだ。われわれは安全性、幸福感、心の健康などの問題に深く配慮している」と、Zuckerberg氏はそのメールの中に記している。

 「われわれの取り組みや動機を不正確に伝える報道を見るのは耐えがたいことだ。われわれのほとんどが、その中で描かれている自社の誤ったイメージを最も基本的なレベルにおいて認めないと思う」と同氏は続けた。

 Zuckerberg氏は、Facebookが公共や個々のユーザーの利益よりも自社の利益を最優先しているという主張に反論し、そうした批判は「真実ではまったくない」と述べた。また、ユーザーのニュースフィードにコンテンツを表示するアルゴリズムに加えた最近の変更についても、これを擁護した。

 「この変更は、バイラル動画を減らし、代わりにユーザーが目にする友人や家族からのコンテンツを増やすものだ。これによって、ユーザーがFacebookで過ごす時間が減ることは分かっていた。しかし、ユーザーの幸福感という観点からはこの変更が正しいことだということが、研究調査によって示されていた。ユーザーの利益よりも自社の利益を重視する企業が、そのようなことをするだろうか」(同氏)

 同氏は、Facebookのプラットフォームが10代の若者に与える影響についても言及し、Facebookが提供するサービスが子供たちにとって「安全で良いもの」であることが、自身にとって重要なことだと述べた。

 「どれだけ多くの学齢期の子どもがスマートフォンを持っているかを考えてみてほしい。ハイテク企業はその事実を無視するのではなく、子どもたちの安全を守りながらそのニーズに応えるエクスペリエンスを構築するべきだ」(同氏)

 また、ペアレンタルコントロールを含む子供向けInstagramの開発を中断したことにも触れ、「これが子供たちにとって本当により良いことなのかというあらゆる疑問を考慮して、専門家の意見を仰ぎ、われわれのすべての取り組みを有用なものにするために、開発プロジェクトを一時中断した」とした。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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