Amazonは、米国時間9月28日に開催した招待制の2021年発表イベントで、「Amazon Smart Thermostat」を発表した。価格は59.99ドル(約6700円)で、音声アシスタント「Alexa」に対応する。すでに事前予約が始まっており、11月4日に発売予定だ。
Alexaは、ユーザーが在宅かどうかに応じて、本人の好みに合わせて温度を自動調整できる。また、スマートサーモスタットでAlexaの「ルーティン」(定型アクション)を設定することもできる。たとえば、「おやすみ」のルーティンを設定すると、Alexaが家の中の冷暖房を弱めてくれる。
Amazon Smart Thermostatは、「Honeywell Home」のサーモスタットを開発するResideoと共同開発したデバイスで、エネルギー効率で妥協することなく、家の中を快適な温度に保つよう設計されている。Amazonのデバイスおよびサービス担当シニアバイスプレジデント、Dave Limp氏によると、既存の冷暖房空調設備の大多数に対応するという。
これはAmazonにとって初の製品カテゴリーとなるデバイスであり、Googleの「Nest」ブランドや、ecobee、パートナーのHoneywellの製品と競合する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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