Amazonは米国時間9月28日、毎年恒例の「Echo」デバイス発表イベントを開催し、Echoと「Ring」シリーズの新製品を発表した。同イベントでは「Amazon Smart Thermostat」、「Amazon Glow」、「Halo View」、Echoデバイス向けの一風変わった音声アシスタント「Hey, Disney!」など、複数の製品が披露されたが、Echoシリーズ最大の目玉は、Amazon史上最大サイズの壁掛け可能なスマートディスプレイ「Echo Show 15」だった。
Echo Show 15は、15.6インチ、1080p HDのタッチスクリーンで、マイク、前面カメラ、両側面から音声を出力するスピーカーが搭載されている。カメラは物理的なシャッターを備え、マイクをオフにするためのなじみ深いミュートボタンがある。仕様を見る限りは、これまでどおりのEcho Showデバイスだが、写真を見ると、まったく新しい外観を備えている。
Echo Show 15には、同社が設計した「AZ2」プロセッサーが搭載され、音声認識に加えて、画像や映像の処理・認識も可能。これにより、同社の「Visual ID」顔認識機能と内蔵カメラを使ってユーザーを識別し、パーソナライズされたレコメンデーション、カレンダー、To-Doリストなどユーザーに合わせた情報の表示が可能となっている。
Echo Show 15は249.99ドル(日本では2万9980円)で、カラーは黒縁のバージョンのみ。横向きにも縦向きにも設置可能で、壁にかけることもスタンドに立てることもできる。壁掛け用の器具は付属しているが、卓上スタンドは別売りとなっている。
Echo Show 15は、米国、英国、カナダ、メキシコ、ブラジル、フランス、イタリア、スペイン、日本、オーストラリアで2021年内に発売予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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