中国のスマートフォンメーカーOnePlusは、姉妹ブランドOPPOとの統合に伴い、今後1年をかけてソフトウェア部門に大がかりな変更を加える計画だ。OnePlusは米国時間9月20日、同社が「OnePlus 2.0」のフェーズに入ったとし、その計画を明らかにした。OnePlusのモバイルOSが改善され、OPPOのソフトウェア製品との統合が進むことになるという。
統合され、アップグレードされるこのグローバルなOSは、OnePlusによる「OxygenOS」の「高速でスムーズ」「クリーンで軽量」な要素と、OPPOによる「ColorOS」の「信頼性」と「機能の豊富さ」といった要素を取り入れ、OnePlusスマートフォンのユーザー向けに新鮮なエクスペリエンスを生み出す。OnePlusの最高経営責任者(CEO)Pete Lau氏は先週のメディアブリーフィングで、同社は2つの統合を開始しており、6月にコードベースの統合を終えていると話した。
OnePlusとOPPOは、親会社である中国の複合企業、歩歩高(BBK Electronics)によって徐々に統合が進められている。2つのスマートフォンブランドは、Lau氏がOnePlusとOPPO両方の製品戦略を指揮するようになった2020年に、一部チームの統合を開始した。
統合されたOSはOnePlusの次期フラッグシップシリーズで導入される。2022年にリリースされる予定だ。統合は2022年、「Android」の次期大型アップデートとともに完了する見通しだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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