ニュースアプリ「SmartNews」を運営するスマートニュースは9月16日、シリーズFラウンドとして251億円の資金調達を発表した。累計調達額は443億円になる。
今回のラウンドでは、海外から新規投資家として、米国を拠点とするPrinceville Capital、Woodline Partnersが参加。既存株主では、シンガポールのACA Investmentsが参加した。国内からは新規投資家として、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、Green Co-Invest Investment、Yamauchi-No.10 Family Officeなどが参加。既存株主では、SMBCベンチャーキャピタルが参加した。
同社では、調達した資金を米国での成長に投資するとしている。2014年10月に米国版をリリースし、2019年9月には米国版独自の機能として、政治ニュースについて保守寄りからリベラル寄りまで異なる視点からのニュースを届ける「News From All Sides」の提供を開始した。2020年は月間アクティブユーザーが2倍以上に成長しているという。
現在、米国版アプリでは生活者の健康と安全に焦点を当てた新機能の開発に取り組んでおり、今後数カ月のうちに提供する予定だという。組織面では、米国の人員を倍増させるために、シリコンバレーやニューヨーク、サンフランシスコにおいて、エンジニアやリーダーポジションの人材獲得を進めるとしている。
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