Amazonは米国時間9月9日、同社初のスマートテレビ「Amazon Fire TV Omni Series」と「Amazon Fire TV 4-Series」を発表した。自社のエコシステムを活用してスマートホームを構築し、さまざまな「Alexa」対応サービスにつなげる狙いだ。
このほか、ストリーミングメディアプレーヤーの新製品「Amazon Fire TV Stick 4K Max」も発表した。これらの製品はAmazonのほとんどの新製品と同様に、価値を提供するという目的だけでなく、より広い目的に対応する。
Amazonにとってその目的とは、このテレビをAlexa対応のスマートホームサービスやデバイスのハブとすることだ。AmazonのFire TVポートフォリオは、「Amazon Prime」のサブスクリプションを通して消費者にコンテンツを提供するだけでなく、スマートホームの操作、「Zoom」や「Alexa Calling」によるビデオ通話の開始、「Echo」スピーカーの接続という役割も果たそうとしている。
今回発表された新製品は以下のとおり。いずれも10月に米国で発売予定だ。
Fire TV Omni Seriesは、スマートホーム制御機能とAlexaファーフィールド音声制御機能を搭載し、Dolby Digital Plusに対応、4K Ultra HD解像度を備える。最も小さい43インチモデルの価格は409.99ドル(約4万5000円)で、サイズが大きくなるにつれて高くなり、最も大きい75インチモデルは1099.99ドル(約12万1000円)となっている。Fire TV Omni Seriesでは、Alexaと会話してコンテンツを検索したり、「TikTok」を再生したり、「Prime Video」で「X-Ray」機能を使用したりすることも可能だ。
Amazon Fire TV 4-Seriesは4K Ultra HD、HDR 10、HLG、Dolby Digital Plusに対応する。価格は43インチモデルが369.99ドル(約4万600円)、50インチモデルが469.99ドル(約5万2000円)、55インチモデルが519.99ドル(約5万7000円)。
Amazon Fire TV Stick 4K Maxは、Dolby Vision、Dolby Atmos、Wi-Fi 6に対応し、価格は54.99ドル(日本では6980円)。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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