出前サービス「出前館」を運営する出前館は8月26日、セブン‐イレブン・ジャパンと「セブン‐イレブンネットコンビニ」のテスト運用(一部エリア)を8月31日から開始すると発表した。
同社によると昨今、新型コロナウイルスの影響により外食の機会が減少していることから、フードデリバリーサービスは急激に市場を拡大。ニューノーマルな生活様式に変化し、今までよりも日常的にデリバリーを使用する傾向にとシフトしつつあるという。
これまで出前館では、飲食に特化した形でサービスを運営していたが、時流の変化とユーザーのニーズに対応すべく、拡大できていなかった領域にサービスを推し進めるため、セブン‐イレブンネットコンビニとの取り組みを開始することになった。
セブン‐イレブンネットコンビニは、セブン‐イレブンの商品を、近くの店舗から自宅や職場へと配送するスマートフォン向けサービス。注文合計税抜1000円以上(一部地区は600円以上)の商品を最短30分で配送するのが特徴(配送料は1注文につき税込110円〜550円)。
なお出前館は、アプリやサイトから注文でき、さまざまな食事シーンで活用可能なフードデリバリーサービス。現在、加盟店舗数は8万店舗以上。
また、単なるフードデリバリーサービスだけではなく、シェアリングデリバリー(配達代行)やテイクアウト事業、インキュベーションキッチン(クラウドキッチン併設型デリバリー拠点)など、新しい事業に取り組んでいる。
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