ポスタスは8月17日、7月から東京都の警察署窓口や免許センターなどに、クラウド型モバイルPOSレジの「POS+」の提供を開始したと発表した。対象となるのは、東京都の警察署窓口(102署、島部含む)、運転免許試験場窓口(3カ所)、運転免許更新センター窓口(2カ所)、指定警察署(運転免許)窓口(12カ所)の計119拠点。
POS+は、三井住友カードのキャッシュレス決済端末「stera terminal」と連携することで、キャッシュレス決済やPOSレジ機能が利用できるサービス。全拠点の一括管理などにも対応する。同社によると、画面の視認性・操作性が高く直感的に使いやすいこと、端末がコンパクトで省スペースであること、カスタマイズに柔軟に対応できることの3点が導入の決め手となったという。
POS+の導入により、これまで現金支払いのみだった自動車運転免許の更新や情報公開の手数料なども、キャッシュレス決済(クレジットカード/電子マネーに対応)が可能となる。また、手動で行っていた集計作業や報告用の帳票類の作成が自動化でき、人を介した二重入力やチェックの手間を解消することで、警察署や運転免許試験場の業務効率化や人件費削減に寄与できるとしている。
今後も同社は、地方の警察や地方自治体など他の行政手続きにも導入を推進し、地方創生の推進と日本の労働者不足解消を目指すという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス