Facebookはメタバース(ネット上の仮想世界)に大きく賭けようとしており、このホットな分野に取り組む新組織をFacebook Reality Labsの下に立ち上げた。新組織は、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)、および「Facebook Portal」のようなテレプレゼンス製品をつなぐ「結合組織」になることを目指すと、同社のVR/AR製品担当バイスプレジデントAndrew Bosworth氏は米国時間7月26日に述べた。
Bosworth氏によるとFacebookのメタバースの定義は広範囲に及ぶようだが、同時に従来のFacebook、ゲーミング、およびVRとARを1つのまとまった世界に融合させる、クロスプラットフォームな取り組みのようにも思える。
Instagramのプロダクト担当バイスプレジデントVishal Shah氏がこの新組織を率いる。その下でFacebook Gaming部門のVivek Sharma氏が「Facebook Horizon」担当チームを率い、(Oculus出身で現在はFacebook Gaming部門に属する)Jason Rubin氏がコンテンツ担当チームを率いる。
Facebookの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は2021年春、次期ソーシャルプラットフォームであるFacebook Horizonを通じて仕事とエンターテインメントをつなぐ、メタバースを構築する構想を筆者に語っていた。さらに最近も、The VergeのCasey Newton記者に対して、メタバースへの関心を改めて強調していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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