Netflixは米国時間7月20日、2021年第2四半期(4〜6月期)の決算を発表した。新規有料会員数は約150万人だった。前年の急激な伸びに比べると、今四半期も大幅な減速基調が続いた。1年前には、世界中の人が外出制限で自宅で過ごすことを余儀なくされ、気晴らしを必要としていた。会員数は世界の多くの地域で増加したが、地域別で最大の市場である米国とカナダで、2019年以来初めて減少した。
また同社は、ゲーム分野に進出しようとしていることを認めた。まず既存のサービスで有料会員向けに追加コストなしでモバイルビデオゲームを提供していく考えだという。
会員数は第2四半期に150万人増加し、合計2億900万人になった。
Netflixは4月、第2四半期の新規会員数が100万人にとどまるとの予測を示していたが、わずかに上回った。Thomson Reutersによると、アナリストのコンセンサス予想にほぼ沿った結果となった。Netflixは第3四半期の新規会員数が350万人になる見通しとしている。アナリストは、Netflixによる予測値を550万人と予想している。
純利益は13億5000万ドル(1株あたり2.97ドル)となった。前年同期は7億2000万ドル(1株当たり1.59ドル)だった。売上高は19%増の73億4000万ドルだった。
同社は第3四半期の1株当たり利益を2.55ドルと予想している。アナリストの平均予想は2.17ドルとなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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