Donald Trump前大統領のシニアアドバイザーであるJason Miller氏によって先週開設されたばかりのソーシャルメディアサイト「GETTR」が、米国時間7月4日に何者かによってハッキングされ、複数のアカウントプロフィールが親パレスチナ派のメッセージで改ざんされた。
Miller氏が統括するTwitterに似たこの新しいソーシャルメディアプラットフォームは、「世界中の人々のための偏見のないソーシャルネットワーク」として1日に開設されたばかり。Business Insiderでは、今回のハッキングについて、Trump氏の側近や支持者など複数の関係者のアカウントが被害に遭ったとし、「@JubaBaghdad was here :) ^^ free palestine ^^」などのメッセージで書き換えられた、Mike Pompeo氏、Steve Bannon氏、Marjorie Taylor-Greene氏などに関連するページのスクリーンショットを掲載している。
GETTRはTwitterに似ており、トレンドセクションがあるほか、他のアカウントをフォローしたり、投稿に「いいね」を付けたり、写真や動画を投稿できたりと、Twitterと同様の機能が提供されている。
Miller氏は3月、Fox Newsに対して、前大統領は「2、3カ月以内に、独自のソーシャルメディアプラットフォームとともに戻ってくる」と発言していた。その後、Trump氏は5月に自身の公式ブログを開設したが、結局1カ月後にこれを閉鎖していた。なお同氏は、死者を出した1月の米議事堂襲撃事件以降、TwitterとFacebookの両方で利用を禁止されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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