Donald Trump前大統領の広報担当者だったJason Miller氏が率いるチームが、Twitterに似たソーシャルネットワーク「GETTR」を開設したという。Politicoが米国時間7月1日に報じた。
このプラットフォームは、「世界中の人々のための偏見のないソーシャルネットワーク」をうたい、「Google Play」ストアとAppleの「App Store」でアプリを提供している。デザインはTwitterに似ており、トレンドセクションがあるほか、他のアカウントをフォローしたり、投稿に「いいね」を付けたり、写真や動画を投稿できたりと、同じ機能が提供されている。
Google PlayとApp Storeのどちらにも、アプリの説明の「What's New」セクションには、このアプリが「初めてのリリース」だと記されているが、GETTR上には、2015年にまで遡る投稿が存在する。右翼メディアネットワークのNewsmaxによる複数の投稿は、日付が2015年4月11日となっている。2020年米大統領選のTrump陣営の広報責任者を務めたTim Murtaugh氏による2019年の投稿もある。
Miller氏は3月、Fox Newsに対して、前大統領は「2、3カ月」のうちに独自のソーシャルメディアプラットフォームとともに戻ってくると発言していた。Trump氏は5月に自身の公式ブログを開設したが、1カ月後に閉鎖している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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