Googleは、Android OSの「Passes API」をアップデートし、Androidデバイスに“ワクチンパスポート”を保存できるようにした。まずは米国向けとし、順次ほかの地域でも提供する予定。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種済みや検査受診済みといった情報を証明するワクチンパスポートは、世界各地で導入が検討されている。Googleは、会員券アプリ「Google Pay」で使われるPasses APIを改造することで、Android OS搭載スマートフォンにこの種の情報を保存可能とした。
これにより、ユーザーはワクチンパスポート「COVID Card」を自分のスマートフォンに保存して、他者に提示できる。情報はスマートフォンに格納され、クラウド環境には転送されない。そのため、オフライン環境でもアクセスが可能。使用にあたって、Google Payをインストールする必要はない。
なお、COVID Cardを保存するには、適切な医療機関や政府組織などがこのPasses APIに対応したサービスを提供しなければならない。
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