ソニー、「α」が搭載可能なプロ向けドローン 「Airpeak S1」を9月に発売--税込110万円

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 ソニーグループは6月10日、同社製ドローン「Airpeak」の第1弾として「Airpeak S1」を9月に発売すると発表した。市場推定価格は、税込110万円前後を見込む。

 
 

 Airpeak S1は、フルサイズミラーレスカメラ「α」を搭載できるモデルとして世界最小クラスを実現した業務用ドローン。8K撮影が可能なα1や、FX3などのカメラを搭載できる。最高速度は90km/h(ペイロード無し、障害物ブレーキ無効時)、最大角速度180度/s(ビジョンポジション無効時)、最大傾斜角度55度(障害物ブレーキ無効時)を実現し、ダイナミックな飛行が可能という。

 飛行時間はペイロード無しで最大22分。a7S IIIとFE 24mm F1.4 GMという高重量の組み合わせでも最大12分の飛行が可能(いずれも海抜0m地点、無風、巡航速度9m/s時)。バッテリーのホットスワップにも対応する。独自開発のキーデバイスを組み合わせた推進デバイスと飛行制御により、最大20m/s(ペイロード無し時)の耐風性能を有し、強風下でも安定飛行が可能だという。

 
 

 また、軽量で高効率、高強度、高応答性のある17インチのプロペラやブラシレスモーターに加え、これらを最適に制御するESC(Electric Speed Controller)を搭載。推進デバイスと全てのセンサー情報を統合し、安定した飛行と高い操縦応答性を実現する、独自の飛行制御システムを構築している。

 ソニー製イメージセンサーを内蔵したステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置し、それらのカメラ情報を同時に高速処理できる自社製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。それら視界情報とIMU、コンパス、気圧、赤外線測距などのセンサー情報を統合し、自己位置・姿勢を高精度に推定し、周囲空間をリアルタイムに認識することで、屋内や橋梁下などGNSSを受信しづらい条件下においても、安定した飛行を実現した。

 高い操作性を実現した送信機と、機体と機材を一元的に操作できるモバイルアプリ「Airpeak Flight」(iOS/iPadOS)では、機体と送信機、カメラ、ジンバルを統合し、画面上で飛行距離やバッテリー残量などの状態確認や各種操作、設定変更が可能。αシリーズの映像をリアルタイムに確認しながら、機体やカメラ、ジンバルの操作ができるという。搭載するFPVカメラは、817万画素の1/4インチCMOSセンサーを採用。最大フレームレートは30fps。

 
 

 ウェブアプリ「Airpeak Base」では、機材管理や飛行プラン作成、フライトログ管理をクラウドで提供する。機材管理では、使用した機材情報が自動でリストアップされ、フライトログをもとに管理。現場に赴く前に機体の状態を確認できる。

 さらに、高度な飛行プランを作成し、あたかも空中にレールを設置したかのように自動的に何度も機体を飛行させることが可能。タイムラインに沿って機体の位置(緯度・経度・高度)や速度を設定し、ジンバルの向きや動画・静止画撮影のタイミング指定にも対応する。過去に飛行したフライトログをもとに、飛行ルートとジンバル、カメラの動きを自動で再現する自動飛行機能「再現飛行」も可能だ。

 
 

 同社では、「Airpeak Base」の機能を使用できるクラウドサービス「Airpeak Plus」と、商品を安心して利用するためのサービスプラン「Airpeak Protect Plan」を用意。詳細については、商品販売開始前にAirpeakサイトで公開するという。

 
 

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