Appleは2019年にPro Display XDRを発表したが、この高価なモニターは単体で4999ドル(日本では税込58万2780円~)もする。しかも、その価格に、オプションの999ドル(同11万7480円)のスタンドは含まれない。より手頃な価格のディスプレイが開発中であるといううわさはいくつかあり、Bloombergも通常の消費者を対象とする、より低価格のApple製モニターが「開発の初期段階」にあると2021年1月に報じている。
しかし、本記事で紹介したほかのデバイスと同様、新しいディスプレイも2021年のWWDCでは発表されなかった。
WWDCでの発表が有力視されていたもう1つのデバイスが、新しい「AirPods」だ。「AirPods Pro」と同様のデザインが採用されるとのうわさが流れたほか、新しいAirPodsは空間オーディオをサポートするのではないかという憶測もあった。
Appleは、かなりの時間を費やして、「iOS 15」の新しいオーディオ機能を大々的に宣伝し、「FaceTime」に空間オーディオを追加することなどを明かした。だが、新しいイヤホンの発表に時間を使うことはなかった。
イヤホンに関しては、ほかにもニュースがあった。先頃、米プロバスケットボールNBAのスーパースターであるLeBron James選手がプレーオフの試合前に、未発表の新しいBeatsイヤホンと思われるデバイスを装着しているところを目撃された。さらに、James選手はInstagramで何枚か写真をシェアしている。WWDCでの発表は予想されていなかったが、先述したオーディオへの取り組み、さらに、Appleが健康とフィットネスに注力していることを考えれば、もし発表されていたとしても、驚きではなかっただろう。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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