リストは6月8日、同社の連結子会社であるリストインターナショナルリアルティ(LIR)が、ハイグレード不動産に特化した不動産情報配信アプリを開発し、同日より提供を開始したと発表した。
本アプリでは、東京都心、リゾート、海外の3エリアに分け、デジタルカタログや新着物件情報のプッシュ通知を通じて、物件情報を提供する。VR内覧やドローンを用いて空中から撮影した外観映像の閲覧も可能で、価格やエリアを絞ることでシンプルなポータルアプリにし、使いやすさを追求した仕様となっている。
今後は、LIR営業担当の紹介映像や、マーケット情報などのコンテンツも増やしていく予定。また、4月に開始した不動産エージェント制度に登録したエージェントも、紹介可能な物件情報について、アプリで入手することが可能だ。
LIRは、国内外に15のオフィスを構え、一次取得者層向けの戸建て・マンション売買から、億単位の高級不動産売買まで、幅広く不動産仲介事業を展開している。銀座オフィスにおいては、都心およびリゾート地の富裕層向け高級不動産を取り扱っており、コロナ禍で取引件数が増加しているという。
また、銀座オフィスの顧客からは、高価格帯に絞った物件情報が、より簡潔に得られる不動産ポータルを望む声があり、ハイグレード不動産に特化した不動産ポータルアプリの開発にいたったとしている。
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