華為技術(ファーウェイ)は現地時間6月2日、世界向けの製品発表イベントを開催し、世界中で発売する一連の新しいハードウェア製品を発表した。しかし、一番のニュースは、それらの製品の一部に搭載される「HarmonyOS」のアップグレードだ。
HarmonyOSは2019年から提供されているが、今回の第2世代バージョンは、同社のスマートテレビだけでなく、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチなど、はるかに幅広い種類のファーウェイ製品に初めて搭載される予定だ。これは、米国の制裁を受けて米国製の技術製品やサービスが利用できなくなったファーウェイが、もはや「Android」OSには依存しないことも意味している。ファーウェイは、これまで利用していたGoogleサービスの代替となるように、HarmonyOSを設計した。
ファーウェイはHarmonyOSに加えて、さまざまなカテゴリーにわたる複数の製品を発表した。「iPad Pro」に対抗する「HUAWEI MatePad Pro」や、スマートフォンとペアリングすることなく電話の送受信が可能なeSIM(組み込み型SIM)対応の高級スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 3 Series」のほか、新しいワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4」、スタイラスペン、洗練された液晶モニターも発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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