Sun Asterisk、アーティスト向けのファンコミュニティシステム「MOOOS」を提供

 Sun Asteriskは6月2日、プロアーティスト向けのファンコミュニティシステム「MOOOS」をOEMで提供すると発表した。第1弾として、エイベックス・マネジメントと連携。AAAメンバーのShuta Sueyoshi氏オリジナルアプリとして、ファンコミュニティライブ配信アプリ「SS App」を6月2日にリリースした。

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 MOOOSは、デジタルライブエンターテイメント市場の成長と変化に柔軟に対応することを目指した、ファンエンゲージメントを高められる独立型のファンコミュニティシステム。OEMでライブ配信やオンライン握手会、ファン同士の交流機能を提供し、タレントやアーティストごとのファンコミュニケーションを円滑に管理できることが特徴だという。

 MOOOSを利用することで、プロのアーティストは、既存のライブ配信プラットフォームではなく、アーティスト個人のアプリとしてコンテンツを提供可能になる。1対多に加えて、最大4人の友人同士だけで観るといった設定に対応するライブ配信機能を備えているほか、アーティストへのギフトやコメントのスペシャルピックアップなどの機能も利用できる。

 このほか、抽選でグッズやオンライン握手会チケットが当たる「デジタルスクラッチくじ」、デジタルスクラッチくじに当選したユーザーだけが参加できる「オンライン握手会」(アーティストと1対1)、アーティストのプライベート写真&動画が視聴できる「Time Line」、ファン同士の交流板「Chat」なども用意する。


 アプリのデザインは、デフォルトとオリジナルを用意。オリジナルでは、個々のアーティストの持つ世界観を最大限に表現できるという。価格や提供コンテンツについても、アーティストの実績や活動内容に合わせたカスタマイズに対応する。有料コンテンツの収益については、アーティストサイドと同社でレベニューシェアする事業モデルになるという。

 同社では今後、ライブ連動型ECサービスなども追加でリリースする予定。また、プラットフォーム内でのトレンドマーケティングやアンチの排除にも対応するという。

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