中国スマートフォン大手OPPOの日本法人であるオウガ・ジャパンは5月25日、フラッグシップスマートフォン「OPPO Find X3 Pro」と、ミドルクラススマートフォン「OPPO Reno5 A」、エントリークラススマートフォン「OPPO A54 5G」のSIMフリーモデルを国内で取り扱うと発表した。
Find X3 Proは、SoCにQualcomm Snapdragon 888を搭載した5G対応スマートフォン。RAMは12GB、ストレージは256GB。重さは193g、4500mAhのバッテリーを搭載。急速充電として、「65W SuperVOOCフラッシュチャージ」をサポートし、10分で約40%の充電が可能という。さらに、Qiのワイヤレス充電のほか、10Wのバッテリーシェアにも対応。防塵防滴は、IP6X/IPX8をカバーする。nano SIM×2のほか、eSIMが利用可能だ。
超広角カメラ、広角カメラともに5000万画素のソニー製イメージセンサー「IMX766」を搭載。既存のスマートフォンでは、各カメラに仕様の異なるイメージセンサーを採用するケースが多く、色味にばらつきが出てしまうことがあるが、広角レンズと超広角レンズに同じイメージセンサーを採用することで、画質変化を起こさずにカメラが利用可能。同社では、「デュアルフラッグシップカメラ」と呼んでいる。また、“顕微鏡”カメラや1300万画素の光学2倍カメラも搭載し、最大60倍まで拡大可能。動画は4K 10bit撮影もサポートする。
さらに、スマートフォンでは世界初と謳う10億色を撮影、保存、表示まで可能にした「10bitフルパスカラー」に対応。ディスプレイは、最大輝度1300nit、500万:1というコントラストを実現した6.7インチ有機ELディスプレイ(3216×1440ピクセル)を採用。出荷時にキャリブレーションを実施し、0.4JNCDの色精度、DisplayMaet A+認証を獲得しているという。また、1〜120Hzまでの可変リフレッシュレートにより、消費電力を効率的に抑えつつも、ゲームなどでもなめらかな描写が可能。ディスプレイ内指紋認証も搭載する。
Find X3 Proのメーカー希望小売価格は、11万8000円(税込)。カラーは、クロスブラックとホワイトの2種類。SIMフリーモデルは7月6日から予約開始、7月中旬より発売する。MNOではau、MVNOではIIJmio、goo Simseller、LinksMateが取り扱う。量販店では、エディオン、上新電機、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ。ECサイトでは、Amazon、ひかりTVショッピング、PayPayモール、楽天市場で購入できる。
Reno5 Aは、ミドルクラススマートフォン「Reno3 A」の後継に位置する5Gスマートフォン。6400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素マイクロカメラ、200万画素モノクロカメラの4眼カメラを採用。ボケ味を再現するポートレートモード以外にも、きれいな玉ボケを再現するネオンポートレートやAIハイライトビデオ、肌などを補正するAIビューティー、アウト/イン同時での動画撮影などが利用可能。
SoCには5G対応のQualcomm Snapdragon 765G、RAMは6GB、ストレージは128GBを採用。最大1TBのmicroSDもサポートする。ディスプレイは、6.5インチの液晶ディスプレイ(フルHD+)を搭載。DCI-P3色域100%や、90Hzのリフレッシュレートをカバー(動画・ゲームは非対応)する。バッテリーは4000mAhで、急速充電に対応。30分で41%までチャージできるという。そのほか、防塵防滴機能やおサイフケータイ、指紋認証(ボディ背面にセンサー搭載)にも対応する。
Reno5 Aの希望小売価格は、4万3800円(税込)。カラーは、アイスブルーとシルバーブラック。6月1日より予約を開始し、6月11日に順次発売する。MNOでは、楽天モバイルとワイモバイル。MVNOでは、IIJmio、AEON MOBILE、QT mobile、goo Simseller、BIGLOBEモバイル、FiiMo、LinksMateで取り扱う。また、量販店ではエディオン、上新電機、ノジマ、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ。ECサイトでは、Amazon、ひかりTVショッピング、PayPayモール、楽天市場でも購入可能だ。
A54 5Gは、エントリークラスながら5Gに対応。SoCはSnapdragon 480 5G、RAMは4GB、ストレージは64GBを採用。最大1TBのmicroSDスロットを内蔵する。ディスプレイは、6.5インチの液晶ディスプレイ(フルHD+)を採用し、こちらも90Hzのリフレッシュレートに対応(同じく動画やゲームは非対応)。バッテリーは5000mAhで、18Wの高速充電により136分でフル充電できるという。なお、生体認証には対応しない。
カメラは、4800万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のモノクロカメラ、200万画素のマイクロカメラという4眼構成。1600万画素のインカメラも備える。1億800万画素相当の画像を生成する超高解像度モードや、ウルトラナイトモードに対応する。
A54 5Gの希望小売価格は、3万1800円(税込)。カラーは、ファンタスティックパープルとシルバーブラックの2種類。6月下旬以降で発売する。MNOでは、au、MVNOでは、IIJmio、QT mobile、goo Simseller、BIGLOBEモバイル、FiiMo、LinksMateで取り扱う。量販店では、エディオン、上新電機、ノジマ、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ。ECサイトでは、Amazon、ひかりTVショッピング、PayPayモール、楽天市場で購入可能だ。
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