オークションサイトのeBayは米国時間5月11日、近く同社サイト上でノンファンジブルトークン(NFT:代替不可能なトークン)を販売できるようにすると発表した。これにより、さらに広範な収集家やクリエイターによる利用が見込めるという。
eBayは今後数カ月のうちに、「eBayの高い基準を満たす信頼できる出品者」であれば、音楽、アート、トレーディングカード、エンターテインメントなどのカテゴリーでNFTを販売できるようにする予定で、将来的にはNFTを販売できる出品者と対象カテゴリーを拡大するという。
NFTは、ミーム、放屁の音、世界初のツイート、さらには俗語の「cheugy」(時代遅れの意)まで、さまざまなものが売買される中で人気が高まってきた。オンライン辞書を手がける米Merriam-Websterは11日、同社の辞書におけるNFTの定義をNFTとして販売すると発表した。
Merriam-WebsterはNFTの定義を、「複製、代替、分割できない固有のデジタル識別子で、ブロックチェーンに記録され、(特定のデジタル資産やそれに関連する特定の権利の場合のように)真正性と所有権を証明するために使われる」としている。
大半のNFTは、仮想通貨の取り引きを記録する方法と同じように、イーサリアムのブロックチェーンを利用して、すべての取り引きをデジタルで記録している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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