持ち歩いて場所を問わず遊べるゲーム機というと、専用OSを搭載した携帯ゲーム機が一般的だ。しかし、外出先でWindows用ゲームをプレイしたいときもある。ノートPCを使えば出先でもプレイできるが、大きくて持ち運びが面倒だし、キーボードだと操作しにくい。
そこで、ゲーム専用のモバイルデバイスと同じような形をしたWindows 10デバイス「ONEXPLAYER」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
ONEXPLAYERは、ディスプレイの左右などに操作用のジョイスティックや各種ボタンなどが設けられたWindows 10搭載PC。形状は、携帯ゲーム機とよく似ている。サイズは288×130×21mm、重さは約820gあり小型軽量といえないが、ゲーム用コントローラー付きWindows 10デバイスを持ち歩ける点は魅力的だ。
ディスプレイは、8.4インチ(2560×1600ピクセル表示)の10ポイント対応タッチパネル付き画面。電源ボタンには、指紋センサーを搭載する。プロセッサは、「Intel Core i7」シリーズで、動作周波数4.8GHzの「1185G7」などが選べる。GPUは「Intel iRIS Xe 96 EU」。RAMは最大16ギガバイト。
USB-C 4.0ポートを2つ、USB-C 3.0ポートを1つ備え、最大2TバイトのSSDを内蔵できるなど、拡張性は十分ある。キーボードを接続すれば、仕事にも使えるだろう。バッテリ容量は1万5300mAh。
Indiegogoでの目標金額は20万香港ドル(約280万円)。記事執筆時点(日本時間5月11日16時)でキャンペーン期間は30日残っているが、すでに目標の35倍近い約700万香港ドル(約9814万円)の資金を集めている。
ONEXPLAYERの紹介ビデオ(出典:YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?