[ブックレビュー]限界のない学習能力に挑む--「LIMITLESS 超加速学習」

フライヤー編集部2021年05月08日 08時00分
東洋経済新報社
内容:人の創造力、想像力、決断力、思考力、判断力、学習能力に限界はない――急にこんなことを言われても、多くの人には信じられないだろう。しかしそれもあながち嘘ではないと、本書を読みすすめていくうちに思えてくるから不思議だ。

 人の創造力、想像力、決断力、思考力、判断力、学習能力に限界はない――急にこんなことを言われても、多くの人には信じられないだろう。しかしそれもあながち嘘ではないと、本書を読みすすめていくうちに思えてくるから不思議だ。

 本書の著者は、脳のパフォーマンスを劇的に高める方法を開発し、記憶力の改善・加速学習の分野で知られる世界的エキスパートである。脳のコーチング歴は20年以上に渡り、グーグル、ナイキ、ハーバード大学など、数多くの組織や機関で実績をあげているという。しかしそんな著者でも、じつは幼少期に負った脳損傷により、学習困難に悩まされていた。大きなハンディキャップを克服した「リミットレス」な学習方法とは、一体どういうものなのだろうか。

 本書によると、どんなことも可能にする「リミットレス」な状態は、3つのMが重なる領域にあるという。3つのMとは、マインドセット、モチベーション、メソッドのことだ。自己を制限する固定観念を手放すためのマインドセット、行動を起こすためのモチベーション、そして目的を効果的に達成するためのメソッド。これらを手に入れたとき、あなたにリミットはなくなる。日々の業務パフォーマンスを高めたいと考えているビジネスパーソンはもちろん、自分の限界に落胆している人にこそ、おすすめしたい1冊である。

今回ご紹介した「LIMITLESS 超加速学習」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]