Microsoftは、同僚に称賛を送る、「バーチャル通勤」などの新機能を「Teams」に追加している。バーチャル通勤は、就業時間を終えてくつろぎを得られるよう支援する機能だ。
「Microsoft 365」担当コーポレイトバイスプレジデントのJared Spataro氏は、新機能を紹介するブログの中で、「デジタル化がもたらす負荷は現実のものであり、何かが変わらなければならない」と述べている。
その変化をもたらすため、Microsoftは内省、称賛、バーチャル通勤といったウェルビーイング体験をTeamsに導入する。
Teamsの内省機能は、自分がどのように感じているかということについて認識を高め、徐々にパターンを見出せるようにする。Microsoftによると、これらのインサイトは、そのユーザー個人のプライベートなものとなる。
「称賛を送信」する機能は、「同僚への感謝の気持ちを示すことができるようにするものだ。称賛するスケジュールをリマインダーで設定し、謝意を示すことを習慣化できる」という。
バーチャル通勤の考え方については、コロナ禍でこれまでにもMicrosoftが話題にしてきた。
Spataro氏によると、バーチャル通勤は「終業時に作業を切り上げ、翌日の準備をし、心穏やかに個人の時間に移行する上で役立つ」という。
これらのウェルビーイング体験の機能は来週より、Microsoft Teamsの「Viva Insights」アプリで提供される。
Microsoftは「Work Trend Index」の中で、「2021年はチームのサイロ化が進み、デジタル疲れが現実の容認できない危険要素となった」としている。Work Trend Indexは、31市場の3万1000人を超えるフルタイムの従業員や自営業者を対象とした1月の調査を基にしたレポートだ。
調査によると、41%の従業員が翌年には現在の職場を離れようとしており、46%はリモートで働けることを理由に、動く可能性があると答えているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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