コロプラ、任天堂からの損害賠償請求金額がさらに増額したと発表--96億9900万円に

 コロプラは4月21日、「(開示事項の経過・変更)当社に対する損害賠償請求訴訟の提訴額変更に関するお知らせ」を公表。任天堂から2018年より提起されていたスマートフォンゲームアプリの「白猫プロジェクト」に関する特許侵害訴訟について、損害賠償請求金額を49億5000万円と遅延損害金から、96億9900万円と遅延損害金に変更したことを明らかにした。

 コロプラは、2018年に任天堂から一部のゲームアプリについて特許侵害に関する訴訟を提起されたことを公表。コロプラが開発・運営する白猫プロジェクトについて、任天堂は同社が保有する特許権の侵害を主張しているもの。コロプラ側では任天堂からの指摘後、特許権を侵害しないことを任天堂に説明したものの受け入れられず訴訟が提起されたとしている。

 任天堂は当初コロプラに対して44億円の損害賠償を求めていたが、49億5000万円に変更したことを2月に公表していた。さらなる変更について「原告(任天堂)は、本件訴訟の提起後の時間経過等によって請求金額を追加した」としている。

 コロプラでは、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針」としている。

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