Magic Leapの拡張現実(AR)ヘッドセットの次期モデルは、2021年中に明らかになる見込みだ。最高経営責任者(CEO)のPeggy Johnson氏は、Protocolが米国時間4月20日に掲載したインタビュー記事で、「Magic Leap 2」を第4四半期にアーリーアダプター向けプログラムを通じてリリースし、一般販売は2022年第1四半期を予定していると述べた。
同氏によると、次期ヘッドセットは法人顧客向けで、初代の「Magic Leap One」よりも約20%軽量化され、視野角は2倍になるという。
Magic Leapは2020年4月、新型コロナウイルスのパンデミックによる財務悪化のためレイオフを発表し、その後8月にJohnson氏がCEOに就任した。2011年創業の同社は当初、消費者向けの開発方針を強く打ち出していたが、2020年に企業用途に注力するアプローチに方向転換した。
初代ヘッドセットのMagic Leap Oneは2018年に発売されたが、報道によると最初の6カ月で6000台しか売れなかったという。2295ドル(約24万8000円)の同デバイスには、ディスプレイ、小型スピーカー、周囲を認識するカメラセンサー群が搭載されている。
Johnson氏はProtocolに対し、「Magic Leap 2のリリースで企業用途に専念する」と述べ、とりわけヘルスケア業界での採用に期待していることを明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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