Amazonの「Project Kuiper」は米国時間4月19日、インターネットを利用できない世界各地にネット接続サービスを提供する低軌道衛星を打ち上げるために、9機の「Atlas V」ロケットを確保したことを明らかにした。ロケット打ち上げサービスを手掛けるUnited Launch Alliance(ULA)との提携により実現した。
Jeff Bezos氏率いる宇宙ベンチャー企業のBlue Originとは別の事業体として運営されているProject Kuiperは、3200基以上の衛星を打ち上げて軌道上に投入する計画を掲げており、そのためには複数の打ち上げパートナーが必要になるとしている。最終的には、最大400Mbpsのインターネット接続を可能にする衛星コンステレーションを構築し、専用アンテナを設置した家庭や企業がその信号を受信できるようにする計画だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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