保守派や極右に人気のSNS「Parler」が、Appleの「App Store」に復活する見込みだ。Parlerは、米国時間1月6日に発生した米連邦議事堂襲撃事件の後、App Storeから削除されていた。
Appleは4月19日、Mike Lee上院議員(ユタ州選出)とKen Buck下院議員(コロラド州選出)に宛てた書簡の中で、Parlerから変更の提案を受けており、その変更が加えられればParlerアプリを承認する予定だとした。更新されたParlerアプリがリリースされ次第、App Storeで再び提供されると「予測」しているという。Buck議員はツイートでその書簡を共有し、「言論の自由の大きな勝利だ」と称賛した。本件については、CNNがいち早く報じていた。
On March 31, @SenMikeLee and I sent a letter demanding answers about why Apple removed Parler from the App Store.
— Congressman Ken Buck (@RepKenBuck) April 19, 2021
Today, we received a response: Parler will be reinstated on the App Store. Huge win for free speech. pic.twitter.com/FQBDSSSFGk
Appleは書簡の中で、当初Parlerを自社プラットフォームから削除したのは、アプリレビューチームがParlerアプリ上で、「不適切なコンテンツ」に関するガイドラインに「明らかに違反している非常に多くの投稿を検出した」ためだとした。それには、「暴力を奨励し、さまざまな民族、人種、宗教を侮辱し、ナチズムを賛美し、特定の人々に対する暴力を呼びかける」投稿が含まれていたという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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