Amazonがまもなく、顧客の自宅に注文品が届く際に、家具の組み立てや家電設置を行ってもらうことを選択できるプレミアムサービスを提供する可能性があるという。Bloombergが米国時間4月16日に報じた。Bloombergは事情に詳しい関係者の話として、Amazonはバージニア州とその他2市場でこのサービスを提供する予定だと報じている。
Amazonはこのサービスで、同様のサービスを提供している家具販売サイトのWayfairや家電量販店のBest Buy、ホームセンターのHome Depotなどの小売業者と競合することになるとBloombergは指摘している。Amazonはコメントを控えた。
Bloombergによると、購入した商品をドライバーが開梱して組み立てるとみられる。顧客が商品に満足しなければ持ち帰るという。また、洗濯機や食器洗浄機の設置も行う可能性がある。
Amazonは現在、「Amazon Home Services」を一部の都市で提供している。家具のほか、グリルやランニングマシンなどの商品の組み立てを、顧客が業者に依頼できるサービスだ。新しいサービスは、Amazonが管理しやすく、配送を低コストで便利にするものだと報じられている。
ドライバーを含め、誰もがこのサービスに手放しで期待しているわけではないようだ。Bloombergによると、作業を完了させる訓練が十分に行われないことや、組み立てサービスで配送に遅れが生じる可能性を懸念する声もある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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