東映エージエンシーとソニー・ミュージックソリューションズの2社で構成するVRデビルマン展実行委員会は4月13日、仮想空間エキシビション・プラットフォーム「VU (ヴュー) Virtual Utopia」上にて、「デビルマン」をテーマにした展示イベント「VRデビルマン展~悪魔の心、人間の心~」を開催すると発表した。期間は4月28日11時から5月31日23時59分までを予定。
これは、漫画版「デビルマン」、東映動画(現:東映アニメ―ション)によるテレビアニメ「デビルマン」、そして2018年にNetflixにて配信開始された「DEVILMAN crybaby」の、3つのデビルマンを軸とした展示イベント。動作要件を満たすPCやインターネット環境さえあれば、無料でダウンロード可能なアプリケーションにより、VRヘッドセットを所有していなくても、仮想空間を体験することができる。展覧会への入場は有料となっているが、無料でも楽しめる体験エリアも用意されている。
会場となるVUは、両社の新たなエンタテインメントの共創の形として誕生。仮想空間の基盤システム開発は、ソニーグループ横断のXRプロジェクト「Project Lindbergh」が担当。VR体験で軽視されがちなサウンド面にこだわり、ソニーの立体音響技術とゲームで培われたサウンドエンジンを採用。迫真の観賞体験を提供するとうたう。
場内では、現実では実現不可能な幻想的な展示を構築。展示エリアは全11エリアで構成されており、それぞれがデビルマンの印象的なシーンをモチーフに再構築された幻想空間となっている。メインとなる4つの展示エリアは相互に往来が可能。一部は隠しエリアとなっており、特定の展示を観覧した方のみがアクセスできるようになっている。デビルマンの周辺著作を振り返る「デビルマンの広がり」エリアでは、高精細3Dスキャンにより制作した巨大な永井豪像が設置。さらに、無料エリアのイベント広場では、デビルマンに所縁のあるクリエイターの方々からのメッセージなどが展示されているという。
このほか有料オプションとして、「DEVILMAN crybaby」のヒロイン美樹役を演じた潘めぐみさんと、本展でサイコジェニー役を演じ、その他のデビルマン関連作品に出演した関智一さんのトークを聴くことができる音声ガイドも用意されている。
チケットは1DAY(日付指定)が2200円、ALL-DAY(期間中フリーパス)が5500円、ALL-DAY PREMIUMグッズ付き(限定1000セット※グッズ送料込配送は日本国内のみ)が1万4300円 、オプションとなる音声ガイドが550円(価格はすべて税込)。詳細は公式サイトに記載されている。
(C)永井豪/ダイナミック企画 (C)ダイナミック企画・東映アニメ―ション (C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project (C)VRデビルマン展実行委員会
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