ニコン、宇宙航空機部品を手がける米Morf3Dを子会社化--中小型衛星をターゲットに

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 ニコンは4月6日、米国Morf3Dの株式の過半数を取得し、子会社化したと発表した。

 Morf3Dは、米国カリフォルニア州に拠点を持ち、一般に「3Dプリンティング」と呼ばれる金属を積層する加工方法「アディティブマニュファクチャリング(AM)」を手掛ける専業会社。特に、宇宙航空機関連部品の受託生産においては、全米トップクラスに位置付けられているという。

 同社は欧米の主要な宇宙航空機メーカーの多くを顧客として持ち、必要な宇宙航空機関連の認証も取得済みとしており、Morf3D株式の過半数取得後、Morf3Dが保有する事業基盤を活用し、材料加工事業の拡大を目指す。

 特に、インターネット接続や地球観測画像の取得・分析の需要などから市場が急拡大している中小型衛星向けに、Morf3Dが持つ顧客基盤と同社の精密加工技術を組み合わせた受託加工ビジネスを展開する計画だとしている。

 ニコンでは、中期経営計画にて注力する成長領域のひとつに材料加工事業を掲げている。2019年7月には、材料加工事業をはじめとする新事業立ち上げを加速する目的で、次世代プロジェクト本部を設立。複数のユースケースにおいてその分野をリードする企業への戦略的投資や提携を通じた材料加工事業の拡大などを企図。今回のMorf3Dへの出資もその戦略に基づくものだという。

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