コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は3月30日、日経BPと電通による共催のもと、2021年の東京ゲームショウについて、オンラインにて開催すると発表した。「東京ゲームショウ2021 オンライン」(TGS2021 ONLINE)の名称で、会期は9月30日から10月3日までの4日間。
オンライン開催は2020年に続き2度目となるが、今回は公式番組の配信を中心に、EC、ビジネスマッチングなどをオンライン上で展開し、体験版の試遊企画も新たに実施予定。さらに、プレスおよびインフルエンサーが、実際に新作ゲームに触れられるオフライン会場を用意。出展社への取材や出展タイトルの試遊ができる環境を用意するという。
すべての公式番組を英語同時通訳とともに配信するほか、ゲームプラットフォーマーのオンラインストアなどと連携し、ゲームファンがオンライン上で新作ゲームの体験版などを無料で遊べる企画を実施予定。Amazon.co.jp内に用意されるAmazon特設会場では、TGSの各種コンテンツをライブ視聴しながら、さまざまな商品の購入が可能となる。
プレスやインフルエンサーが実際にゲームで遊んだり取材ができるオフライン会場を幕張メッセに設け、会場では各出展社が試遊・展示用ブースを設置。記者に向けたプレスカンファレンスも開催予定。出展社とプレス、インフルエンサーの交流の場を作ることで情報拡散を促すという。一般向けにも会場を疑似体験できるオンライン体験ツアーが企画されているとしている。
なお、TGS2021 ONLINEのテーマは「それでも、僕らにはゲームがある。」に決定したことも発表。東京ゲームショウは1996年の開始から25年目を迎え、次の25年に向けてもう一度、新しい東京ゲームショウを作り直し、ゲームが好きなあらゆる人と一緒に、にぎやかな未来を作っていこうという願いを、このテーマに込めたとしている。
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