シェアオフィス大手のWeWorkは、特別買収目的会社(SPAC)であるBowX Acquisitionとの合併を通じて上場する計画を明らかにした。
SPACのプロセスを通じて上場した例は過去にもあるが、WeWorkはソフトバンクグループが出資して巨額の損失となった企業だ。
BowXとの合併により、WeWorkは上場時の評価額90億ドル(約9900億円)を見込む。上場によってWeWorkは現金13億ドル(約1400億円)を調達する。BowXは現金4億8300万ドル(約530億円)を信託し、Insight Partners、Starwood Capital、Fidelity、Centaurus Capitalは第三者割当で8億ドル(約880億円)を提供する。
WeWorkの計画は、サービスとしてのスペースの提供、不動産のデジタル化、プラットフォームの強化を軸としている。
ソフトバンクグループにとって、SPACプロセスは過去3年にわたる投資の一部を回収する道筋を与える可能性がある。WeWorkのエグゼクティブチェアマンを務めるMarcelo Claure氏は、同社が商業用物件のあり方を大きく変えると述べた。
WeWorkは上場に向けて、以下のような業績と予測を明らかにした。
WeWorkの予想では、2021年から2024年で売上額が倍以上に伸び、調整後の減価償却前営業利益(EBITDA)が20億ドル(2200億ドル)になるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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