Facebookは米国時間3月26日、新型コロナウイルスの感染者数がこのまま減少し続ければ、カリフォルニア州メンローパークにある本社を定員の10%の人数で5月10日に再開する計画を認めた。San Francisco Chronicleが報じていた。さらに、カリフォルニア州フリーモントのオフィスは5月17日、サニーベールは5月24日、サンフランシスコのダウンタウンにあるタワーは6月7日に再開する予定だという。
従業員は7月2日まで在宅勤務が許可されている。その後、各オフィスの出勤者数が定員の50%に達してから1カ月後まで、在宅勤務を継続できる。Facebookは、規模の大きなオフィスでそのようになるのは、9月7日以降となる可能性があるとしている。
Facebookの広報担当者Chloe Meyere氏は米CNET宛ての電子メールで、「当社の従業員と近隣住民の健康と安全が、われわれの最優先事項であり、慎重に計画的なアプローチでオフィスを再開しようとしている」とコメントした。「オフィス復帰に伴い、物理的な距離の確保や、オフィス内で終日マスクの着用を義務付けるほか、可能な場所では、そのオフィスで勤務するすべての人に週1回の検査を義務付けるなど、多くの安全規定を設ける」
Microsoftも先週、ワシントン州レッドモンドの本社を3月29日に限定的に再開すると発表した。このエリアの従業員は、フルタイムのオフィス勤務に復帰するか、リモートワークを継続する、あるいはハイブリッドモデルを採用するかのいずれかを選択できるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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