パナソニック システムソリューションズジャパンは3月19日、同社の「顔認証SaaSプラットフォーム」に、入退、チケッティング連携機能を追加し、名称を「KPASクラウド」に変更した。
同社では、顔で本人認証を行う入退セキュリティシステム「KPAS」の提供を、2019年に開始。2020年11月4日には、「アプリケーション提供プラットフォームの構築」を拡充し、顔認証APIエンタープライズエディションと、SaaSプラットフォームの提供を開始している。
今回、顔認証SaaSプラットフォームをKPASクラウドへと名称を変更。入退、チケッティング連携機能の追加により、自社製品やシステムに顔認証を追加したい企業は、専用のアプリケーションを開発することなく、自社製品やシステムに顔認証の導入が可能となる。
入退機能は、入退管理システムとの連携により、自社製品に顔認証機能を追加し、電気錠やゲートなどの解錠制御を、顔認証で行うことが可能となる。入退機能の利用には、月額利用料として、登録人数と照合回数に応じた価格テーブルを用意している。
チケッティング連携機能は、顔認証システムとチケット(座席)予約システムとの連携により、本人確認に顔認証の導入が可能となる。利用には、チケッティング連携機能を組みこんだ上で、各チケット販売会社のサービスとしての価格設定を用意している。
入退、チケッティング連携機能は、照合用デバイスアプリとして、Android、iOS対応のカメラ付きデバイスでの利用が可能。Windowsはカスタム対応となる。
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