Starbucksは米国時間3月15日、アクセシビリティーを向上する新たな取り組みの一環として、「Aira」サービスへの無料アクセスを提供すると発表した。Airaは、全盲や低視力のユーザーに、遠隔にいるエージェントがアプリを通じて視覚情報を伝えるサービスだ。同日より、米国内のすべてのStarbucks直営店およびライセンス店舗で利用できる。
Starbucksの店舗に入った顧客がAiraアプリを開くと、別の場所にいるエージェントがスマートフォンのカメラを通して店内を見渡し、焼き菓子用ショーケースの中身や店内表示など、必要な説明を提供してくれる。Airaアプリは「iOS」および「Android」向けに無料で提供されている。
このサービスはまた、ソーシャルディスタンスなどの新型コロナウイルス感染症対策を守るのにも役立ち、ほかの人との距離や、立ち位置を示す床のマークの有無、レジの仕切り板の有無などをユーザーに知らせてくれる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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