電通アイソバーは3月15日、電通デジタルと合併し、7月1日より新生「電通デジタル」として事業を展開すると発表した。なお、電通デジタルを存続会社、電通アイソバーを消滅会社とする吸収合併方式を採用する。合併契約締結は4月中旬頃を予定している。
電通アイソバーによると、同社のもつクリエイティビティとテクノロジーの融合によるCXデザイン力、グローバルでのケイパビリティ、コマース構築力と、電通デジタルの幅広いソリューションの専門性やその統合力をまとめることで、より高度で統合的なソリューションの提供が可能になるとしている。
新たに誕生する「電通デジタル」では、クライアントの事業成長のパートナーとして、DX推進からデジタルタッチポイントすべてをつないだブランディングに至るまで、創造性をもった課題解決を目指していくという。同合併により、電通デジタルは社員数2000人規模(合併後見込:電通デジタル1478名、電通アイソバー313名)となる。
両社では、事業規模、収益性、市場競争力を高めていくことで、引き続き電通グループ内においても事業変革を牽引する存在として前進させ、社員にとってより良い環境、成長機会へとつながり、その結果として事業成長が加速するという好循環を育むとしている。
なお、電通アイソバーはこれまで電通グループの海外事業を担うグローバルデジタルエージェンシーブランド「Isobar」の日本拠点および、グローバルケイパビリティの活用と展開を担っていたが、合併後は電通デジタルがこうした役割を担うという。
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