DJI、一人称視点で操縦できるドローン「DJI FPV」を国内発表--専用ゴーグルを装着

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 DJI JAPANは3月3日、レース用FPVドローンの高速飛行性能、シネマティックな映像撮影を実現するカメラ性能、同社製の一般向けドローンが持つ安全機能・伝送技術を兼ね備えたフルセット版FPVドローン「DJI FPV」の販売を開始したと発表した。

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 DJI公式オンラインストアやDJI認定ストア、DJI正規販売代理店および、Amazonにて販売中。希望小売価格は、DJI FPV ドローン、DJI FPV 送信機 2、FPV Goggles V2、ケーブル類、バッテリー1個が含まれる「DJI FPV コンボ」が15万4000円(税込)。

 また、追加のインテリジェントフライトバッテリーと専用の充電ハブが同梱された「DJI FPV Fly Moreキット」は3万3000円(税込)。オプションとして、手の動きに基づきドローンを直感的に操作できるモーションコントローラーも用意した。価格は1万7600円(税込)。

 
「DJI FPV Fly Moreキット」
 
モーションコントローラー

 このドローンは、FPV(ファースト・パーソン・ビュー:一人称視点)で操縦できるのが特徴。専用のゴーグル「FPV Goggles V2」を使うと、ドローンが捉えた映像を一人称視点として観ながらの操作が可能だ。ゴーグルは、低遅延で鮮明な映像を伝送するためのモードとして、「高画質モード」「低遅延モード」「オーディエンスモード」を用意する。

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専用ゴーグルで操縦可能

 高画質モードでは、142度のFOVで60fpsまたは、150度のFOVで50fpsの1440×810p動画を表示(遅延は40ms以下)。低遅延モードでは、142度のFOVで120fpsまたは、150度のFOVで100fpsの1440×810pの動画を表示する(遅延は28ms以下)。操縦者がみている映像を複数のゴーグルと共有(最大8台)できるオーディエンスモードもある。

 FPVシステムは、独自のO3伝送技術(旧名:OcuSync伝送技術の3世代目)により、低遅延かつ、高解像度でドローン映像が伝送可能。日本向けの最大伝送距離は6kmとなる。

 ドローンに搭載したカメラは、1/2.3インチCMOSセンサー(有効画素12MP)。RockSteady 電子式映像ブレ補正技術により、非常に滑らかで安定した4K動画を60fpsで撮影できるという。

 
4K60fpsでの動画撮影も可能

 本体には高速飛行を可能にする新設計の高性能モーターを搭載。最大飛行速度は140km/h。停止した状態からでも2秒で100km/hまで加速可能(理想的な条件下で、Mモードで飛行中の場合)。最大飛行時間は、20分(無風で40km/hの速度で飛行時に測定)。最大ホバリング時間は約16分、最大飛行距離は16.8km(いずれも無風環境下で飛行時に測定)。最大風圧抵抗は、39〜49km/h。

 また、初心者がより安心かつ安全に飛行することができる緊急ブレーキ&ホバリング機能を新たに搭載。空域制限や潜在性のある危険を操縦者に知らせるGPSベースのジオフェンスシステム、付近を有人航空機が飛行する場合に警告するAirSence ADS-Bレシーバーシステムなど、安全機能を多数搭載している。

 さらに、操縦者のレベルに合わせて設計された「ノーマル(N)モード」「マニュアル(M)モード」「スポーツ(S)モード」という3種類のフライトモードも搭載。

 ノーマル(N)モードは、GPSやドローン底部のビジョンポジショニング システム(VPS)を使用したホバリングを可能とするなど、他のDJIドローンと同様の動作が可能。フロント部にある障害物検知センサーにより、近くにある障害物を検知すると機体は減速するが、検知された障害物をドローンが回避するよう操作する必要がある。

 マニュアル(M)モードは、全てのセンサーとホバリング機能が無効となり、自由度の高い操作が可能。スポーツ(S)モードは、マニュアル(M)モードのダイナミックな動作性とノーマル(N)モードの主要な安全機能を両立したモード。FPV飛行に慣れてきた操縦者が、自分のスキルをより探求できるように設計されている。

 なお、多くの国・地域では、FPVゴーグルを装着しながらドローンを飛行させる場合、補助者を設け、空域や周辺に危険がないか監視してもらう必要がある。日本国内においても、屋外でゴーグルを使用した飛行は目視外飛行になり、国土交通省航空局からの飛行の許可・承認を取得する必要があるという。

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