現場改善プラットフォーム「カミナシ」を展開しているカミナシは3月4日、ALL STAR SAAS FUND、Coral Capitalなどを引受先とする第三者割当増資を実施。総額約11億円の資金調達を行ったと発表した。
カミナシは、工場や店舗などの現場において、紙やエクセルで行われる点検記録や作業記録などの手書き情報をデータ化。集計から報告、改善までの現場管理業務をノーコードで業務アプリにできるプラットフォームとして、2020年6月から提供を開始。プロダクトローンチから8カ月で導入社数は約70社、14の業界に導入されているという。
調達した資金は、カミナシの開発および採用・組織体制の強化にあてる予定。今後は生産工程に代表される、より複雑度の高い現場業務フローのデジタル化の推進や、IoTセンサー、AIなどの最新技術との連携、他の現場向けサービスとのカミナシ上でのシームレスなAPI連携などを実現していくという。なお、シードラウンドを含めた累計調達額は約12億7000万円となっている。
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