シャープは3月2日、スタンダードシリーズのスマートフォン「AQUOS sense5G」のSIMロックフリーモデルを3月12日より順次発売すると発表した。店頭予想価格は、4万円台後半(税別)。カラーは、ライトカッパー、オリーブシルバー、ブラックの3色をラインアップする。
同機は、AQUOSブランド初となる5G対応のSIMロックフリースマートフォン。LTEに加え、5Gの主要周波数(n77、n78、n79)に対応する。
OSには、Googleの最新OS Android 11を搭載。5G対応の高性能CPU「Qualcomm Snapdragon 690 5G mobile platform」を採用し、従来機(2019年度モデル「AQUOS sense3」)比でCPU性能および、UFSストレージの読み込み速度が約2.4倍に向上しているという。
また、2020年度秋冬モデル「AQUOS sense4」と同容量となる4,570mAhの大容量バッテリーと、省エネ性能に優れた約5.8インチIGZO液晶ディスプレイ(2280×1080dpi)を採用。動画であれば、12時間以上の連続再生を可能とし、5Gの高速通信と1週間の電池持ち(通話やメッセージの送受信を中心に、1日あたり約1時間の利用と約23時間の待機時間を想定した独自基準を設定)を両立した。
ボディは、手に馴染んで持ちやすい横幅約71mmのコンパクトサイズを実現(高さ約148×厚さ約8.9mm)。防水・防塵性能として、IPX5・IPX8/IP6Xに対応する。
メイン(アウト)カメラは、有効約1,200万画素の標準カメラ(F値2.0、広角83度、焦点距離24mm相当)、有効約1,200万画素の広角カメラ(F値2.4、超広角121度、焦点距離18mm相当)、有効約800万画素の望遠カメラ(F値2.4、望遠45度、焦点距離53mm相当)の3種類を搭載。
サブ(イン)カメラは、有効約800万画素(F値2.0、広角78度、焦点距離28mm相当)となる。
内蔵メモリは、RAM4GB/ROM64GB。生体認証として、顔認証と指紋認証に対応。その他機能として、おサイフケータイ/NFCに対応する。
さらに、5Gによる高速・大容量通信を生かす新機能として「テザリングオート」(テザリング機能の契約が必要な場合あり)を搭載。自宅にいるときだけテザリングを自動でONにできるため、自宅のPCやタブレットなどをテザリングでインターネットに接続する場合に便利に活用できる。
指紋センサーを数秒押し続けることで決済アプリを起動できる「Payトリガー」も新たに搭載した。
加えて、機種変更時に連絡先や写真・動画、アプリのデータなどをコピーできる「クイックスイッチアダプター」を新たに同梱。「シャープデータバックアップ」ツールを用いて、Wi-Fiで移行する従来の方法と比べ、約5倍の高速データコピーを実現している。
高いセキュリティレベルと安定したネットワーク通信を実現するsXGP規格に対応し、法人用途としても安心して利用できるという。
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